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orange days

東京都中野区で建築設計事務所を主宰する建築家のブログ

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3つのピクチャーウィンドウが連続するダイニング

 

北側隣地が長らく空き地で、管理がされているようないないような。。
樹木がいい感じで大きくなってきたので、
通風の窓からちょうど眺められるといいな。
といった要望で開けた窓です。

南北通風を確保するために、LDKを南北に長くし、
リビングの北側にダイニングとしました。
ダイニングテーブル越しに見えているピクチャーウィンドウの写真です。

北側なので大きな窓にすると部屋に冷気が下りて良くない。
腰部分には収納を設けたい。
そこで、四角い小さな窓を3つ。
テーブルを照らすペンダント照明も3つ。
壁を照らすダウンライトも3つ。
という構成にしました。

隣地の緑が借景として映える、素敵な窓になったと思います。
また小さい窓を大きな空間でちゃんと見せているのが
可愛らしさにもつながっていると思います。

無意味な窓は開けません。
これからも意図のある窓を意識して設計ができれば、と考えます。
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| 甲府の家のスケルトン改修 | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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クローゼットは家のどこにあってもいい

hayakawa-005-480.jpg

みなさんはクローゼットを家のどの部屋の近くに設けていますか。

一番多いのは寝室のそば、だと思います。
家具としてクローゼットを置いたり、

でもクローゼットって寝室の近くだけでなくてもよいんです。
例えば
肌着を置く場所は洗面
コートは玄関。
というふうに使い始める場所の近くにクローゼットを個別に設けるのが
実は使い勝手がいいと思います。
要は洗濯し、乾燥した洗濯物を仕舞う作業を軽減させるのか
使うときにいろいろ探さないことを軽減させるのかの違い、ですね。

特に毎日洗濯するわけではないスーツやコートなどは
帰ってきたら脱ぐ、
出かけるときに着る、近くに置くのが良いといえますね。

写真の家の場合、
2 洗面に肌着置き場とクローゼット
3 玄関にコート用クローゼット
4 リビングにスーツ用クローゼット
と計4カ所のクローゼットを設けました。

クローゼットは棚板などは少ない単純な箱の形状をしているので
ハンガーに掛ける服が少なくなったら、別用途の収納としても
使い勝手が良いものです。
家の各所に造り付の収納を設けておいた、という感覚に近いかもしれません。

さて、写真のリビングのどこにクローゼットがあるのでしょうか。
そう、壁掛けテレビの背面がクローゼットなんです。

キッチンカウンターと面をそろえて作られたクローゼットは
あえて天井までの高さとせずに、
リビングから見た時に部屋の奥行きが感じられる高さに設定しました。
クローゼットへ洋服を出し入れする動線は、
キッチン動線から続きで入れる場所になっています。

2階建ての家で、寝室2階にあると、自ずとクローゼットも2階になります。
すると寒い季節にちょっと外出するための上着などが
しまえる場所が1階にもあった方が便利だと思いませんか。

クローゼットは寝室の近く、だけでなく、
日常の使い方を考えてスペースを考えることですっきりした家が出来上がります。

| 甲府の家のスケルトン改修 | 09:04 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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小さくてもいいから書斎を作ろう



シンクタンクにお勤めのご主人は
書き仕事も多く、書斎スペースを望まれました。

リフォームなので、書斎を部屋として確保できる余裕はなく、
3畳ほどの客用スペースの一角に造り付けのテーブルを設け、書斎としました。

こうしたミニマルなスペースをしっかり快適に過ごせるように作り込むと、
大変居心地のいい場所が増えます。

写真の場合、まず書斎テーブルを掘りごたつ式とし、テーブル感を無くしました。
つぎにテーブルを本棚と同じ素材、仕上げで作ることで、壁の一部のように見せています。

さらに正面に階段の踊り場につながる通風のための引き戸を設け、
抜けのある場所としています。

小さいながらも、工夫を重ねていくことで
良い空間が生まれます。

あきらめず、作りましょう。書斎。

| 甲府の家のスケルトン改修 | 09:24 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ローコストにウッドデッキを作るための素材あれこれ試行錯誤

_MG_8622-480.jpg

写真のような掃き出しの窓とウッドデッキの組み合わせ、
何度となくご提案しています。

室内から見て、外まで床がつながっているかのように見えるので
広がり感が出る。
屋外なのに、素足で出ることができる。
布団、干物、洗濯物など、天気のいい日に使うことが多い。

など利点はいっぱい。

でもデメリットがあります。
家の中でも特にメンテナンスが必要なこと。

素足で歩くところなので、できれば天然木が使いたいと思って
素材についてはいろいろ試行錯誤してきました。
一般的なデッキ材であれば、イペ、ウリン、レッドシダーなど
値段に応じて耐用年数、メンテナンスなどは知られているところ。

ここでは流通木材に現場塗装して試してみた事例をお話しします。
・国産杉+ウッドロングエコ
・ヒノキ+オスモウッドステインプロテクター
・青森ヒバ+キシラデコール

写真にあるのは、国産杉+ウッドロングエコの事例。
実は失敗事例です。
土間コンクリートを打たなかったこと。
リフォームなので、基礎が高くなく、地面とデッキの距離が
離れていなかった、などの理由で5年と持ちませんでした。

実はローコストに仕上げるには素材や塗装で検討するのではなく、
以下の条件が重要です。
 1.土間コンクリート
 2.高い位置にデッキを作る
 3.木材は厚く

それでも「10年は持たない」
これが結論というか、ローコストの限界。
ここで判断が分かれます。

「10年経ったら、家のメンテナンスも兼ねて工務店さんに入ってもらうか。」
ウッドデッキは男のDIYで何とかする!」
といった意見が持てるようなら流通木材でもOKです。

「いやいや、10年で交換はダメでしょ」
と思われるようであれば、別な方法を考えた方が賢明です。
コストを上げて、流通しているイペなどのデッキ材を使うか。
コストはあまり変えずに、樹脂デッキとしておくか、ですね。

ウッドデッキだけでもいろいろお話しできますね。
デッキ材、樹脂デッキなどはまたの機会に。

| 甲府の家のスケルトン改修 | 06:30 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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飾り棚とニッチをつくってギャラリーのように仕立てた玄関ホール




以前、玄関にドラマ性を持たせた事例のお話をしました。
その続き。
この玄関にはいくつか工夫が詰め込まれています。
そのもう一つが、ちょっとした飾り棚とニッチ。

リフォームするにあたり、バリアフリーを重視したいので
ベッドで寝て、フローリングの床とし、車いすで生活ができるようにしました。
でも既存の家には和室、すなわち床の間のある空間がありました。

床の間があると、花や掛け軸を飾る場があったわけですが
生活の場としては不要になってしまったので、
代わりになる場所を玄関に置いてみたのです。

写真の正面にあるのが飾り棚とニッチ。
ほんの20センチぐらいの奥行きです。
腰かけて、靴を履いたりすることも想定しています。
ニッチにはスポットライトを当て、
掛け軸が飾れるようにハンガーレールが仕込んであります。

左手の壁の部分も掛け軸が飾れるようになっています。
これは以前お話しした、来客時の正面の壁に当たります。
ニッチの部分は室内から見た正面。
玄関にはこの2カ所の飾り物スペースを用意してあるのです。

また、飾り棚の下には窓があって、庭先の下草が眺められる
明かり取りにもなっています。

掛け軸なんてないよ~、とおっしゃる方もいますが、
こどもが書いた絵を額に入れて飾るのでもいいし、
好きなポスターを貼るのでもいいと思います。
床の間だと和風なものに限定されがちですが、
こうした飾り物スペースであれば自由に好きなものを飾ることで
生活に華が添えられると思いますよ。

| 甲府の家のスケルトン改修 | 06:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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