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東京都中野区で建築設計事務所を主宰する建築家のブログ

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常に工事中?横浜駅



打ち合わせで久々に横浜駅へ。
噂には聞いていましたが、工事中です。

横浜駅は開業以来、かなり長期に渡り工事中らしく、
今回はたまたま出た西口に巨大な駅ビルを建設中でした。

あまりに大きすぎな新宿駅や、
埼京線は恵比寿でしょ的な渋谷駅に比べると、
駅の構造がシンプルで、ホーム上に改札がないところは好みでした。
JRのホームは上に登る階段、エレベーターがないので、見通しが良く、
入線した列車が端から端まで見える
ダイナミックさがいい。

駅ビルができると変わってしまうのかな。

駅の建築は利便性よりも、
情緒、ストーリー性があるほうが良いと思いませんか?

たとえば、原宿駅は木造駅舎をやめてしまうらしいし。

がんばれ、設計者。がんばれ、横浜駅。
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| architecture / 建築 | 10:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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渋谷の歩道橋架け替えで考える建物の断面の面白さ







最近は渋谷に行く機会が多いので、
現在駅前再開発工事が真っ最中な現場を通過しています。
駅前に何本もビルを建て、銀座線の渋谷駅の場所を動かし、
地上2階にあった東急東横線を地下4階?ぐらいに移設し、
といった工事をここ何年も続けています。
一般の利用者のための安全なルートの確保も大変。
高層ビルの柱がどうしても改札口付近にできてしまうので、
JR渋谷駅から東急東横線の渋谷駅への乗り換えは
1か月ごとにルートが変わっているんじゃないか、
というくらい複雑な現場です。

建築仕事をしている身としては
見どころ満載な渋谷駅ですが、
これはあまり見たことない、というのが歩道橋でした。

渋谷駅には国道246号という片側3車線ぐらいの大きな道路が
線路と直角に交わっているので
歩行者のためには横断歩道ではなく、歩道橋があちこちにあります。
この歩道橋も再開発に合わせて架け替えが進んでいるのですが
いわゆるスクランブル交差点のような
巨大な交差点なので、歩道橋もかなりのスパンが飛んでいます。
しかも歩行者も多いので歩道橋の幅も広い。
架け替えるのも大変だろうなぁ、と工事の進み具合を見ていたのですが
歩道橋の真上に首都高3号線の高架がかかっていて
さらに工事を複雑にしているようです。

それでもゆっくりと歩道橋の架け替え工事が進んでいて、
3枚目の写真にあるような断面を見せてくれました。

建物の計画をするとき、なかなか断面についてお話しすることは少ないです。
平面図で間取りや動線などを説明することがほとんどです。
でもたまに断面も工夫しないとうまく空間が入らない、とか
吹き抜けを介してどことどこがつながるのか、などといったことを
断面図をもとに説明することがあります。
実はこの断面図が空間の面白さが産み出されいることがわかる
図面だったりします。
断面が面白くないと、設計の面白さが半減するのではないかと
考えている建築家も多いはず。

この歩道橋の断面の見どころは、
首都高の高架の断面に似せていること。
(底面を平らに、側面にテーパーを付けた形状としている)
意外と薄い鉄板を貼り合わせて作られていること。
梁の中に人が通るようなスペースがあること。
でしょうか。

ちょっとづつ歩道橋が伸びて行って、
そのうち見えなくなってしまう断面。
今だからこそ楽しめるんだな~とおもいつつ。


そんな訳であまり見る機械がない歩道橋の断面を今日もシゲシゲと
眺めている人が渋谷にいても、不審者と思わないようにお願いいたします。

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ドーム ステンドグラス 大理石



少ない休日はできるだけこどもと過ごしています。仕事がら週末の打ち合わせ、イベントが多いので、なかなか遊びに出ることもなく。

先月は上野、谷中を徘徊してきました。

谷中では10月なのに、カキ氷が食べたいとのこと。寒いじゃん。
街歩きができそうだから、まあいいかな。
上野は博物館。これはOK。前の事務所で博物館の設計をしてたから、興味ある。
こどものことでも自分の楽しみを見つけないとね。

行ったのは国立博物館。素晴らしい、ここ。
展示の量もすごいし、質も素晴らしい。混み合うわけです。
私が気に入ったのが休館の吹き抜け。
吹き抜けに面して階段と廊下があり、吹き抜け廻りの三方に展示室がくっついているので、必ず吹き抜けに戻ってくる。
建物の規模の割には小さな吹き抜け。
手すりが抜けの少ない大理石造で、こどもの目線の高さなので、こどもにとっては吹き抜け感はあまりないと思う。

頂部がドームになっていて、側面にはステンドグラス。高い天井から、5メートルはあるペンダント照明。

どれも現在設計をしていても遭遇しない要素。そこに惹かれるし、良い空間、空気感が間違いなくある。

博物館に行って、あまり空間を眺めることはないかもしれませんが、たまには上を眺めてみてください。


おまけに
谷中のひみつ堂のかき氷。



| architecture / 建築 | 08:26 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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小林真人さん オープンハウス





西荻窪の展示会の合間に、31会でも、パナソニックの相談会でも、ご一緒させていただいている先輩、小林真人さんのオープンハウスに行ってきました。

新宿区曙町の商店街を抜けた立地にある、オーナー住居のある複合ビル。RC造地下1階地上4階、上階からフロアごとに住居、事務所、事務所、店舗、店舗という構成。

階によって機能が別れていて、通りの反対側は擁壁の上に住居がこちら向きに建っているので、必然的に通り側に開口部のある建物になる。プログラムは単純。

しかしここからが小林さんのすごいところ。

まずファサードをシャープに面白くするために、スチールの形鋼で作っている!
アルミの防火戸は不自由でダメだからって、簡単に言ってましたが、所員は苦労したそうですよ~。

そのシャープなファサード側に柱を出さない為に、スラブに特殊なPC鋼が仕込まれている!
全く見えない、説明を聞かないとわからない苦労ですよ。

他にも、設備の更新時に階下の天井を開けずに済むように水周りの床はかなり高くなっていたり、電気の縦シャフトが外壁のアクセントになっていたりと、なるほど納得するポイント満載です。

| architecture / 建築 | 10:06 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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オープンキッチンを作るには②

オープンキッチンをうまくつくるには、やはりたっぷりした収納スペースが欠かせません。
ご家族が4人以上の家庭なら、なおさらキッチン廻りだけで片付けるのは難しいでしょう。


そのような場合にいつも提案するのが食品庫、パントリーです。

なんでも入れられる、便利な収納。季節のもの、備蓄食品、たまに使う家電、瓶・缶もの。なんでも入れられる場所。


kitchen-02-2.jpg


パントリーのあるキッチンと聞くと、リッチなイメージですが、
実はパントリーは小さくていいんです。例えばこんなサイズ。


柳場邸plan-3


おおよそ半畳。

棚の奥行きが250ミリから350ミリあれば良いので、一歩足が入ればじゅうぶんです。



そしてパントリーの入り口は必ず引き戸にしましょう。
開け放して使うことが多い場所なので、開けた状態で邪魔にならないことが大事です。
この例のように扉なし、とすることも多いです。

ここにお住まいの方は、のれんをかけて使われています。

| architecture / 建築 | 06:27 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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