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東京都中野区で建築設計事務所を主宰する建築家のブログ

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洗濯ものをどこにしまうか問題を解決した洗面脱衣



共働きの夫婦にとって、
いや全ての生活をする人にとって、
洗濯もの動線をうまく解決することは
家づくりの大事な要素です。

入浴前に服を脱ぐ、
家族全員の服をまとめる、
洗濯前に分類する、
洗濯機を動かす、
外もしくは部屋内に干す、
乾いた洗濯ものをたたむ、
家族それぞれの収納にしまう。

書いてみると、長い作業ですねー。
これが毎日ですからね。

山梨市の住宅では、一連の作業の後半部分を
洗面脱衣室で完了できるようにしてあります。

まず室内干し用の物干し竿を天井に用意。
立ったまま洗濯ものが畳めるように
90センチのカウンターを設置。
下部に家族それぞれの下着が入れられる個別収納を入れる。
ちなみに収納は無印良品の既製品を利用しています。
シャツなどの大物が畳めるように、カウンターの一部には引き出し式のテーブルを仕込む。
タオルは畳んだ状態でピッタリの奥行きとなるような
オープン吊り戸棚にしまう。

設計段階では下着だけを洗面脱衣に、と考えていましたが、
下着だけだと半分も埋まらなかったので、
現在はさらなる活用がされていると思います。

見学会でこの洗面脱衣を見た、特に女性は皆うらやましがってしましたね。
しかし、これらの要望はご主人から!
洗濯担当のご主人は、深夜帰宅後の作業をいかに簡略化するか、日々練っていたことと思われます。


とここまで書いておきながら、
見た目や、デザイン優先で、
洗濯もの動線が長くなっている事例も正直多いです!
どちらを優先するか、しっかりと話し合って、ベストな解決を図りましょう!

| 山梨市の住宅 | 10:14 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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間取りの工夫で極力廊下をなくしてコンパクトな規模に抑えた家

シホウニワ010 

、というのはどのくらいの延べ床面積があれば必要十分な広さなのか。
とても難しい課題です。

家族構成、人数、ご高齢の方がいるかどうか、敷地形状、周辺環境。
持っているモノのボリューム、建てる時の年齢。
もちろん予算も関係します。

ということは回答はひとつではない、ということです。
建築家のしごとは、それぞれの家族にとっての最適解を毎回考えて、
こんながいいのでは?と提案することでもあります。


さて写真にある山梨市の住宅の場合のお話をします。
設計がスタートしたときは小学校入学前のこどもが二人いる家族でした。
ひと部屋で川の字になって寝る、仲の良い家族
こどもには受験勉強などの一時期だけ個室を与えるけど
基本はワイワイと一緒に過ごすための広いリビングの方が大事。

間口がゆったりとした、広めの敷地で、西側にお寺の駐車場がある以外は
ブドウ畑が広がっていて、閉じなくてはいけない方向が少ない敷地でした。

そこで提案をしたのは、みんなで寝る寝室以外に個室のない家。
ダイニングキッチンは施主の希望でリビングから離し、
リビングだけで20畳もある広さを確保しながら、
全体で30坪を切る、コンパクトな平屋の家でした。

コンパクトな家の場合、いかに廊下を無くすか、
部屋と部屋をどうつなげるか、が重要になってきます。
この家の廊下は、写真の真ん中にある部分だけ。
手前が20畳のリビング廊下を挟んで奥がキッチンです。
右側に見えるのが玄関。
廊下の突き当たりはキッチン動線にもなっているので、
お母さんがキッチンに立てば、家のほとんどが見渡せます。

廊下は、移動のための空間です。
気持ちの入れ替えができたり、ちょっとした風景が見えたりすると
移動時間も楽しく心地よくなるのですが、
冷暖房を用意しないのが一般的なので冬は寒くなりがち。
部屋から廊下へ出たら扉をピシャっと閉めるので
ますます他の部屋と一体で使うということは考えられません。

もし少なくできるのであれば、
少なくした方がメリットは大きいと思います。


仲の良い家族だったから実現した家なのかもしれませんが、
家が家族の距離を縮めることだってあるのだと思います。
コンパクトな家、考えてみませんか。

| 山梨市の住宅 | 09:50 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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タイル貼りの在来浴室の掃除を楽にする工夫



注文住宅なんだから在来浴室にしましょう。
私が良く使うセリフです。
キッチン、浴室、建具、家具。
どれも既製品はあります。
ショールームに行けば、現物が確認できるし、値段もわかりやすい。
痒いところに手が届く仕掛けもあります。

でも、いわゆる特注にしても、そんなに高くないんです。
もし目が飛び出るほど高くなった経験がおありの方がいるとすれば、
材料や機能などの仕様をグレードアップしたことが原因だと思って間違いないです。

山梨市の住宅でも浴室を在来工法とし、床と壁をタイルで仕上げました。
在来の浴室で問題になるのが、目地の掃除。
カビが生えるから嫌だ。よくわかります。
ここでは目地を黒くして、汚れを目立たなくしています。
決して汚れがつかない訳ではないですが、大目に見れる、という利点がある。

雰囲気もレトロな感じになって、ピカピカの新品っぽくありません。

完全なる解決という訳ではないですが、
こんな在来工法の浴室はいかがですか?

| 山梨市の住宅 | 09:17 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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ローコストにウッドデッキを作るための試行錯誤NO2

シホウニワ001

写真のような掃き出しの窓とウッドデッキの組み合わせ、
何度となくご提案しています。
以前の記事でも取り上げました。

ローコストにウッドデッキを作るための素材あれこれ試行錯誤

今回はその第2弾。

前回の結論でも書きましたが、自然素材のウッドデッキ
メンテナンスが必要!

当たり前のことですが、メンテナンスをしないで数十年住み続けられる
家の素材は鉄やコンクリートを含めて存在しません。
割れなければガラスが一番安定していると言われていますが、
ガラスこそ清掃しないと向こうの景色が見えないですもんね。

さて今回のウッドデッキ
国産ヒノキ+オスモウッドステインプロテクター塗装
という組み合わせです。

ウッドデッキは、建物全体の予算の関係から
工務店工事からは抜かれていて、竣工後数年経過したらDIYで施工できるように
土間コンクリートを仕上げて終わる予定でした。

ところが、たまたま私たち設計者と、お施主さんの共通の知人の大工さんがいることが
施工中に判明し、やってもらおうか!というノリで竣工に間に合わせることになりました。

使った材料は、国産ヒノキの40ミリ。厚い!
当初は予算の関係から杉材を予定していましたが、それほど金額差なく
手に入るヒノキがあるから、という助言でグレードアップしました。

ヒノキに色を付けてしまうのも気が引けましたが
そこは耐久性重視。

施主は奥に見える塀の板材を自分で塗装してから工務店に渡したように
時間さえ取れればDIYは喜んでやりたいタイプでしたので
数年に一回はオスモ塗装を塗りなおしてもらう前提で
流通している木材を利用してデッキを作りました。

すでに5年経過していますが、いまのところ朽ちたというお話は来ていません。
もちろん1度は塗装を塗りなおしていただいています。
これからも経過を見守りたいと思います。

| 山梨市の住宅 | 10:56 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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すまいの相談会@豊洲 始まりました




建築家31会が定期的に開催している相談会の第27回が始まりました。
今回の場所は初めてのギャラリー。豊洲文化センター。
有楽町線の豊洲駅、ゆりかもめの豊洲駅に直結している場所です。

31会にとっては、初めての東東京方面。初めての江東区。
いろいろ不案内な場所ではありますが、皆でビシッと設営してきました。

住まいづくりに関する相談、模型展を開催しています。
週末の土日にはトークショーも開催されます。

1階の明るい場所に面したところにあるギャラリーです。
お近くの方はぜひお立ち寄りください。

私は下記のスケジュールで会場に滞在しています。
18日(木)13:00~18:00
21日(日)10:00~22:00


建築家31会 トークショー・展示・相談会 vol.27 at豊洲シビックセンター
日時:2018年1月15日(月)~21日(日)
   1/15(月)~19(金) 13時〜19時
   1/20(土) 10時〜19時
   1/21(日) 10時〜17時
会場:豊洲シビックセンター・1Fギャラリー(入場無料) >>Map
主催:建築家31会

| 31人会 | 17:00 | comments:0 | trackbacks:0 | TOP↑

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